ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは、2025年開催のマジックコン・ラスベガスにおいて『アバター 最後の空気使い』（ATLA）とのコラボレーション『マジック：ザ・ギャザリング』（MTG）シリーズを公開し、ファンに初披露された「アバター・アン」と「四大元素の達人 アン」カードのアートワークと能力を紹介しました。

MTGへのアンの参戦は、手描きカードアートの制作工程を記録した圧倒的なタイムラプス映像を通じて明らかにされました。最初に公開されたカード「アバター・アン」は、伝説のクリーチャー ― 人間／アバター／アライ（味方）カードで、その能力は「水術、土術、火術、または風術を使用するたび、カードを1枚引く。その後、このターンですべての4つの術を行った場合、アバター・アンを変身させる」と記載されています。

2025年11月21日発売予定https://t.co/Iu2diNITry#MTGxATLA pic.twitter.com/G1Q4Az3bSC

— Magic: The Gathering (@wizards_magic) 2025年6月20日

2枚目のカード「四大元素の達人 アン」は、キャラクターを宇宙的な解釈で表現した伝説のクリーチャー ― アバター／アライカードです。「アバター・アン」が強力なアバター状態の姿であるのに対し、こちらは四大元素との繋がりを異なる方法で操るアンが描かれています。その能力は「各アップキープの開始時、四大元素の達人 アンを変身させてもよい。そうした場合、あなたは4点のライフを得て、カードを4枚引き、これに+1/+1カウンターを4個置き、これは各相手に4点のダメージを与える」と記述されています。

MTGと『アバター 最後の空気使い』のコラボレーション詳細は2025年8月12日に初公開され、フルセットは同年11月21日に全世界でリリース予定です。

MTGの各コラボレーションイベントは、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストとファン層の双方にとって重要な節目となります。以前のコラボでは『ファイナルファンタジー』をテーマとしたカードが登場し、クラウド・ストライフ、モーグリ、ティーダ、セフィロス、ノクティス・ルシス・チェラムなどシリーズの象徴的なキャラクターや舞台が採用されました。コラボの高い人気により、セカンダリーマーケットでは多数のカードが大幅な価格上昇を記録しています。

マジック：ザ・ギャザリング × ファイナルファンタジー ― 6枚の時を超えるカード

全7枚の画像を表示

MTGのその他の最新情報については、2025年中に予定されている拡張セットの情報もご覧いただけます。3月に詳細なプレビューが公開された、期待度高まる『マーベル・スパイダーマン』セットも注目です。