『シヴィライゼーション7』はユーザーエクスペリエンスの向上を優先し、初のゲーム内イベントを延期。今後のアップデート情報と開発計画の詳細をお届けします。

Firaxis Games、『シヴィライゼーション7』初のゲーム内イベントを延期

『シヴィライゼーション7』が重視するユーザーエクスペリエンス向上

『シヴィライゼーション7』（Civ7）は重要なユーザーエクスペリエンス向上に注力するため、初のゲーム内イベントの実施を見送りました。Firaxis Gamesは2025年2月28日、次期パッチの主要アップデート内容を記載した開発ロードマップを公開しました。

2025年3月4日配信予定のアップデート1.1.0（Nintendo Switch版は遅延）では、当初計画されていた「自然遺産バトル」イベントが実施されません。Firaxisは「初のゲーム内イベント『自然遺産バトル』は、世界中のプレイヤーに向けたユーザーエクスペリエンス改善を最優先するため延期となりました。イベントの詳細は準備が整い次第発表します」と説明しています。

早期アクセス版リリース以降、Civ7はユーザーインターフェースを中心に賛否両論のフィードバックを受けています。Firaxisは「ゲームUIに関するフィードバックを精査中です」と述べ、「『シヴィライゼーション7』の改善に全力を注ぎ、皆様の意見を大切にしています」と付け加えました。

アップデート1.1.0でコミュニティフィードバック対応

今後のCiv7アップデートではプレイヤーからの要望に対応します。完全なパッチノートは公開日に発表されますが、Firaxisは変更点の一部を先行公開しました。

新自然遺産「バミューダ・トライアングル」が無料で追加されます。UI改善ではプレイヤーからの懸念事項が解消され、現代時代の「文化遺産ルート」と文化勝利が強化。AI指導者も文化勝利を達成しやすくなる調整が行われます。

さらに有料コンテンツ「クロスロード・オブ・ザ・ワールドコレクション」の前半パートが配信開始。Firaxisは「対象エディションを所持、または同コレクションを個別購入したプレイヤーには、アップデート1.1.0適用時に自動的にコンテンツが追加されます」と説明しました。

2025年3月25日にメジャーアップデート予定

Civ7の次期メジャーアップデートは2025年3月25日を予定していますが、開発状況によって変更の可能性があります。UI改善が最優先課題であり、Firaxisは「ユーザーインターフェースの向上が最優先事項です。3月25日の変更は、今後数ヶ月かけてUIを改良する大規模計画の一部です」と述べました。

今後のアップデートでは現代時代を超えてプレイ可能な「ワンモアターン」機能、自動探索機能、PC/コンソール向け新マップサイズ（Switch除く）、マルチプレイヤー改善などが予定されています。

Firaxisは「これらの機能を可能な限り早期に実装するための作業を評価中です。4月までに一部を実装できる見込みですが、他の要素には開発とテストに更なる時間を要します。計画は変更される可能性があり、確定次第最新情報を共有します。ご理解いただきありがとうございます」と強調しました。

『シド・マイヤーズ シヴィライゼーション7』はPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PCで配信中です。最新情報は以下の記事で随時お伝えします！