『ギアーズ オブ ウォー：リローデッド』がPS5とXboxで同日リリースされることが決定し、記念すべきマルチプラットフォーム展開が実現。このシリーズ最新作で待ち受ける強化要素と新機能をご紹介します。

『ギアーズ オブ ウォー：リローデッド』発売日発表

クロスプラットフォームリリース

Xboxの看板タイトルとして長らくマイクロソフト独自のプラットフォームに限定されていた『ギアズ オブ ウォー』。5月6日、XboxはX（旧Twitter）を通じて『ギアーズ オブ ウォー：リローデッド』が8月26日にPS5を含む全ての主要プラットフォームで登場すると発表しました。

マイクロソフトは独占タイトルの多プラットフォーム展開を強化する戦略を推進。1月にGamerTag Radioで行われたインタビューで、フィル・スペンサーMicrosoft Gaming CEOは「当社は自社プラットフォームとハードウェアに情熱を注いでいますが、スタジオが生み出す素晴らしいゲームへのアクセスを制限するつもりはありません」と語りました。

この方針転換により、今作と同様に今秋発売予定の『Gears of War: E-Day』もPS5を含むマルチプラットフォームで同時リリースされる可能性が浮上。Xboxは現時点で詳細を明らかにしておらず、他の独占タイトルの扱いについてファンの関心が高まっています。

ネイティブ最適化を施した強化リマスター

2015年に『Gears of War: Ultimate Edition』としてリマスターされたばかりの今作の発表に、ファンからは驚きの声が上がりました。5月5日にXbox Wireに掲載された記事で、The Coalitionスタジオヘッドのマイク・クランプ氏が本作の見所を解説。

「2026年に控えたシリーズ20周年に向けて、このフランチャイズが紡いできた物語や絆、伝説的瞬間を祝福したい。『リローデッド』を通じて、これまで以上に多くのプレイヤーにその体験を届けます」とコメントしています。

『リローデッド』は2015年版を大幅に上回るパフォーマンスを実現。『Ultimate Edition』がキャンペーン時1080p/30fps、マルチプレイ時60fpsだったのに対し、今作はキャンペーン4K/60fps、マルチプレイ120fpsをサポート。4Kアセットの刷新、テクスチャ改良、ビジュアルエフェクト強化、影や反射表現の向上などが施されています。

Xbox Wireの記事によると、「発売後の全てのダウンロードコンテンツが追加費用なしで楽しめます。追加キャンペーンシナリオ、全マルチプレイヤーマップとモード、進捗に応じて解放されるクラシックキャラクターやコスメティックアイテムも完備」とのこと。

発表前に『Ultimate Edition』を所持していたユーザーは『リローデッド』へ無料アップグレード可能。対象となるXboxアカウントには発売前にダイレクトメッセージでコードが配布されます。

『Gears of War: Reloaded』は8月26日発売、Xbox Series X|S/PlayStation 5/PC版の価格は39.99ドル。Game Pass UltimateとPC Game Passではリリース初日からプレイ可能です。